ひと言

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2016年8月29日月曜日

自転車病。

自転車はヤバい楽しい。


つい半年前まではママチャリで買い物に行く程度だったのに、今は一度乗ると子供の頃に戻ったようにひたすら走ってて、時間さえあれば最低50kmくらいは走ってます。

自転車で50kmってのは一般的感覚だと「気が狂ってる」距離かもだけど、スポーツバイクなら「ロングライドとも呼べない」距離なのです。

大阪から和歌山くらい、季節によっては苦もなく走れる

ランニングも最初の半年くらいは5kmも走ると「やべー、今日はいっぱい走っちゃったぜー♡」なんて悦に浸ってたのに、今は最低でも10km…時間さえ許せば20km以上平気で走るし、この程度なら筋肉痛にすらなりません。

よく考えてみりゃ、20kmってほぼハーフマラソンじゃないですか。
でも、一度慣れちゃえば「運動嫌いな文化系音楽家」でも全然平気になるんだから、人間ってのはスゴいもんだな。

全くシンドくないワケではない

幸いなことに、自転車の機材にはあまり興味が無く(全く無いと言えば嘘になるけど、特に不満もない)、今はただ走ることだけに喜びを感じてるので、ひたすらコース探しの日々。

まず『GoogleMap』や『Yahoo!地図』を使って、興味のある場所までの距離を計測。

例えば、自宅から最寄の都市・大阪は”難波”までだと約25km。
せっかく難波まで行くんだから服屋とかタコ焼き屋にも寄りたい、でもロードバイクは駐輪場に置きにくいし盗られやすいし・・・なので、”ダホン”のミニベロに乗って行ってます。

ダホンのミニベロ

ダホンはよく走るとはいえ、クロスバイクやマウンテンバイクには余裕で負けちゃう自転車なのに、25km程度の距離なら1時間ちょっとで行けます。(これまでの最速記録は1時間5分で、平均なら1時間10分〜15分くらい)
都市部は混んでるから、クルマでも1時間かかるのにね。

さらに、電車賃が片道490円・往復で980円が浮いちゃうのも素敵。

都市部はちょっと走りにくいけどね

自宅は大阪南部の海寄りほぼ中央部に位置してるので、どっちに向いても県境が遠い。
でもスポーツバイクでなら隣の県にだって行けます。

大阪府岸和田市

● 南側:和歌山県(北部・加太町)まで約40km
登りや峠も少なく車道もそこそこ走りやすいので、スポーツバイクなら楽勝。ミニベロでだって行ける。深日町を越えると海沿いを走るので、風景も綺麗でとても気持ちE!(けど冬は海からの風がすごいので厳しそう)

岸和田〜和歌山県加太町(約40km)


● 東側:奈良県(法隆寺)まで約40km
峠・山越えが幾つかあるので少し大変だし、道路が整備されてなくて少し走りにくいけど、全然行ける距離。当時50歳を過ぎてた父親がクロスバイクで走りに行ってたくらいだし。
”東大寺”や”春日大社”のある奈良公園まで行くと50km越えちゃうので、一日コースですかね。奈良市内に入ると鹿に襲われないように注意が必要だ。

岸和田〜奈良県斑鳩町(約40km)

● 西側:兵庫県(尼崎市)まで約30km
尼崎市や伊丹市くらいまでならほぼ平坦だし余裕。「何しに行くねん」って感じだけど。
頑張って神戸まで行っても50kmくらい。交通量が多くて道路が複雑な大阪市内を抜けるのが鬱陶しいし、幹線道路はトラックの排ガスがヒドいのを除けば、距離的には全然可能。
そういや中学生の頃、しょっちゅう”甲子園”までママチャリで行ってた友達がいた。

岸和田〜兵庫県尼崎市(約30km)

● 北(北東)側:京都府(八幡市)まで約60km
八幡市や木津市までなら淀川沿いを走れば割と平坦だし、嵐山までなら淀川〜桂川のCRがあるので案外楽に行けそう。
京都市内まで行くと80kmを超えちゃうので、休憩込みで片道6時間以上かかりそうだから気軽には行けないまでも、気候の良い時期なら日帰りサイクリングでも十分可能。(但し観光する時間は多分無い)

岸和田〜京都府八幡市(約60km)

しかし「行ける」と「楽しい」は全くの別の話。

せっかく貴重な時間を割いて走りに行っても、延々と車道の端っこをクルマやトラックの恐怖に怯えて気を遣いながら走ってるなんて楽しくないじゃないすか。

そこで、各地にある『サイクリング・ロード(CR)』を活用するのです。

CRは主に主要河川に沿って整備されてて、「歩行者兼用道」は歩行者に注意しながらゆっくり走らないといけないけど、「自転車専用道」ならそこそこスムーズに走れる。(それでもたまに歩行者がいたり、路面が荒れてたりするから、スピードには十分注意!)

自転車専用道

信号が無いってのはスゴイもんで、この前初めて大阪南東部にある『南河内サイクルライン』を走ってきましたが、約15kmの距離を途中写真を撮ったりベンチで休憩したりのノンビリ走行でも約40分くらいでした。

走行時間だけで考えたら、平均時速30km/h弱くらい。一般道だとなかなかこうはいきません。

標識を見て走る
とても分かりにくいコース説明の石碑
休憩所も数カ所あって、のどかな感じ

こういう道路がもっと整備されればCO2削減に一役も二役も貢献できるんだろうけど、残念ながら京阪神だとほぼ河川沿い限定で、長くても20km程度のCRしかありません。

都市部に有料でいいからスポーツバイクも停められる駐輪場を整備して、郊外の住宅地目指して高速道路や大型幹線道路脇にクルマ一車線分くらいの「自転車スーパーハイウェイ」なんてのを作ったら、通勤に自転車を使う人が増える気がするんだけどなぁ・・・。そうすれば満員電車や朝晩の渋滞も少しは緩和されるだろうし、通勤を利用した安全なフィットネスにもなるし。

日本の道路インフラは高度経済成長期の政策でクルマ最優先に設計されてる上に、日本の基幹産業である自動車メーカーが絶対に許さんでしょうけど。。油も売れなくなるしね。
ここは思い切って自動車メーカーもEVのついでに電動アシスト自転車とか作りゃいいのに。一台売っても利益が数千〜数万円程度のチンケな市場にゃ手を出さんか。残念だけど。

事情は察するけど、道路の隅だけガタガタ舗装にするのはやめて欲しいの…
時々死にそうになるの。

普段はクルマでしか行かないような場所へ自転車で行ってみるとすごく新鮮で、「風景が360度全て見える」なんて当たり前のことに意外と感動します。

これだけならオープンカーやオートバイでも可能だけど、自転車ならそれに加えて「静か」だから、例えば森の中を走ると鳥の声や川のせせらぎなどの環境音が聞こえるので、視覚のみならず聴覚でも楽しめます。
特に通行量の少ない林道でなら、停止すれば即無音。そして、ガソリン臭や排ガス臭も無いから、自然そのものを感じられるのです。

自動車やバイクでは味わえなかった感覚なのです。

しかしここまで行くのは結構大変

Appleの元CEO・故スティーブ・ジョブズさんはこんなこと言ってました。

我々人類が他の霊長類と違うのは、道具を作るということだ。ある人が様々な動物を比較して、移動に要するエネルギー効率を比較した。一位はコンドルで、ヒトはリストの上から1/3くらい。万物の霊長として恥ずかしい限りだ。
だがサイエンティフィック・アメリカンに面白い論文が載っていて、ヒトが自転車に乗ると、その移動のエネルギー効率はコンドルをぶっちぎりで抜いて地上の高等生物の一位だと言うんだ。
そこで思ったのは、私にとってコンピュータというのは、人の知性にとっての自転車みたいなもんだと言う事だ。自転車のように、人間自身が持つ知性の行動範囲を広げるんだ。

コンドルすげーー!!

・・じゃなくて、自転車ってのはエネルギー効率がもの凄く高くて、ヒトは自転車に乗るだけで地上のどんな動物よりも効率良く移動できるようになるらしい。

時速50km/h以上のスピードを出せ、数百kmの距離を移動できるなんて、生身の人間じゃ到底ムリなのに、シンプルで何の原動力も持たない自転車に乗るだけでそれが可能になる。

競輪選手なんて一体時速何キロ出てるのやら…

たまに「ヒトが自転車を漕ぐのに必要なエネルギー=食料は高価だから、エネルギーコストを考えればクルマと変わらない」なんて意見もあるけど、そもそもクルマを運転するのにもエネルギー=食料は必要なんだし、やっぱり自転車ってエコでいいんじゃないでしょうかね。

別にエコとか効率とか考えて乗ってるんじゃなくて、楽しいから自転車に乗ってるんだけどさ。
もちろんクルマにも乗るんだけどね。

クルマに乗ってたってメシくらい食うでしょ

それから、自転車ってなんかマロンがあるじゃないですか。

「肩に担いで運べて室内に保管できるような小さな乗り物で何百kmも移動できる」なんてさ。

袋に入れて持ち運びもできるよ

お買い物でママチャリに乗る程度の人には「たかがチャリ」だけど、このロマンに気付くとその魅力に惹きつけられるんだろなーって思ってます。

歳を取るとクルマって乗り物が当たり前になっちゃって、どこへ行くにも「クルマ一択」になっちゃいます。だから余計に第二の選択肢〜それも人力ってところが面白味を感じるのかも。3〜40歳を過ぎてから自転車の乗りはじめる人が多いのも、そういう理由かもね・・いや、単に運動不足解消かな?

それに、スポーツバイク・・特に”ロードバイク”ってなんかカッコええでしょ?理屈抜きに。

こんな安価なのでも十分カッコいい(異論は認める)

人それぞれ事情があるだろうから一括りにお勧めはしませんが、もし興味があるのなら乗ってみると世界が広がるかもよ〜。

(了)


じゃ。

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