先日、去年末に続いてまた奈良へ行ってきました。
今回の行き先は「世界最古の木造建築」「最多の国宝・重文保有数」「日本最初の世界遺産」、築1300年以上・世界に誇る日本最強の寺院 " 法隆寺 "。
※ 不肖Chiquewaは日本史がちょいと苦手なので、写真を中心でご紹介。併せて一緒に行った相棒・ぱんだっち のブログ をご覧くださいまし。 詳しく書かれてあるぞ。
Sasakama Studio本部から車で走ること約2時間(高速道路ナシ)、国道25号線沿いに参道入口を発見・・・と思ったら、道路を挟んで反対側にも参道が。国道を通した時に参道が分断されちゃったのね。。
■ 参道を抜けると、そこは入口の " 南大門 "。いきなり国宝建造物。
■ 南大門をくぐると、遠くに法隆寺のメイン施設 " 西院伽藍(さいいんがらん)" が。 奈良のイコン的存在 " 五重塔 " が見えてきて、テンション上がりまくりんぐだ。
■ テクテク歩いて、西院伽藍の入口・国宝の " 中門 (ちゅうもん)" へ。左右の " 仁王像 " が俗世間に汚れた不肖Chiquewa を厳しい表情で睨みつけてきます。(他の寺院の仁王像と違い防護ネットが無い)
■ そして、西院伽藍の中へ・・天高くそびえる " 五重塔 " 。圧倒的な迫力と美しをもつ国宝建築物だ。
係の方が「あそこで撮ると良い写真が撮れますよ」と撮影ポイントを教えてくれた。法隆寺の係の方は皆さんとても親切なのだ。
係の方が「あそこで撮ると良い写真が撮れますよ」と撮影ポイントを教えてくれた。法隆寺の係の方は皆さんとても親切なのだ。
■ その右手(東側)には、世界最古の木造建築 " 金堂 (こんどう)" がドドン。もちろんバリバリの国宝だ。その堂々とした姿たるや、さすがは飛鳥建築の粋を集めた日本仏教建築の最高峰。
中には、法隆寺のご本尊 " 薬師如来像 " が安置されていて、薄暗い堂内に浮かぶお姿から溢れる凄まじいオーラに軽くトリップしちゃうぞ。
中には、法隆寺のご本尊 " 薬師如来像 " が安置されていて、薄暗い堂内に浮かぶお姿から溢れる凄まじいオーラに軽くトリップしちゃうぞ。
★ ちなみに法隆寺の堂内の仏像などは基本的に全て撮影禁止なので、仏像などの写真はありません。 是非ともその眼で見て感じて欲しい。★
■ 五重塔と金堂を抜けると立派な灯籠があって、その奥に " 大講堂 "。こちらも国宝。
灯籠には「徳川綱吉の武運祈願」と書かれてました。 灯籠は新しいのね。(それでも江戸時代)
■ 大講堂の東には " 鐘楼 (しょうろう)" が。 これがかの有名な 正岡子規 の「柿食えば、鐘が鳴るなり法隆寺」の鐘だ。(たぶん)
■ 感無量です。
■ 西院伽藍を出て、拝観コースを進むとお隣に " 聖霊院(しょうりょういん) " が。こちらも国宝で「御朱印」はココでいただけるぞ。
■ 次は僧侶の住居だった " 東室 " と " 妻室 "。 さりげなく建っているが、東室は国宝建築物だ。
■ 馬屋だ、馬屋があるぞ。
■ 馬屋の横に入ると、右手に " 綱封蔵(こうふうぞう) " が。 コレまた国宝だ。
■ 網封蔵のお隣には " 細殿(ほそどの) " と " 食堂(じきどう) "。 食堂は「日本最古の食堂」で、もちろん国宝だ。食堂ってシステムは奈良時代からあったのね。
■ そして更に進むと " 大宝蔵院 " 。
ココは最近出来た伽藍らしく " 百済観音像 " を安置するために造られたそうな。拝顔させていただきましたが、スリムでカッコいい観音様でした。
大宝蔵院の中は博物館の様になっていて、日本史の教科書でもお馴染みの " 夢違観音像 " 、 " 玉虫厨子 " 、" 九面観音 " などなど、博物館も裸足で逃げ出すスーパー級宝物が目白押しだ。
■ 強力過ぎる宝物の数々に胸いっぱいのまま大宝蔵院を出て、次は東院伽藍の " 夢殿(ゆめどの)" へ。
サラっと " 東大門 " を抜け・・・って、コレまた国宝だ。さりげない建築物が国宝。これが法隆寺なのだ。 特に保護されてる様子はなかったけど、大丈夫なのか? 普通にお散歩のワンちゃんも通ってたけど、大丈夫なのか!?
■ " 四脚門 " を抜けると、国宝 " 夢殿 " に到着。
八画円堂には秘仏 " 救世観音像(くせかんのん)" が安置されてるのだけど、通常は非公開のため拝顔出来ませんでした・・周囲には重文の " 絵殿 "、" 舎利殿 "、" 礼堂 " がありまする。
■ 夢殿を出ると、ギミカルな構造の " 鐘楼 " が。中には奈良時代の梵鐘(釣り鐘)が吊られてるそう。ちなみにコレも国宝。 左後ろにチラリと写ってる " 伝法堂(でんぽうどう) " もまた国宝だ。
■ 次はまた西側に戻って、とてもお洒落な " 西室・三経院 " へ。 国宝だ。
■ 最後は西の端にある階段をペタペタと登って・・・
■ 斑鳩(いかるが)の街を一望出来る高台にある八画の円堂 ” 西円堂(さいえんどう)" へ。 やはりこれも国宝で、行基菩薩が建立したそうな。多くの建造物や土木建築などに携わった、現代に繋がる日本の建築技術の始祖だ。
■ ポップなお守りを一ついただいてきました。「夢が叶うお守り」だそうです。
最後の方は閉館時間(冬期は16:30まで)が迫っていたのと、奈良盆地の厳しい寒さに耐え切れなくなったりで早足になっちゃいましたが、今度はもっと時間をかけてゆっくりと拝観したい!あと、法隆寺から1kmくらいの同じ斑鳩の街にある " 法起寺(ほうきじ)" にも参拝してみたい。
■ ちなみに、法隆寺がある " 奈良県生駒郡斑鳩町 " の街並はこんな感じ。
きれいに整備されてるんだけど「世界遺産がある街」って感じが全くしない平凡な住宅街で、「もうちょっと観光推しすればいいのに・・」と思えるほど控え目です。
おそらく子供の頃に遠足や修学旅行で一度や二度は行ったことあると思いますが、法隆寺は是非もう一度拝観されることをお勧めするぞ。
「世界遺産で国宝や重文が目白押し」っていう価値もあるけど、それよりも質素ながら威風堂々とした佇まいは純粋に美しいし、飛鳥時代の息吹を感じノスタルジックな気分に浸れる素晴らしいお寺なのだ。
じゃ。
■ 感無量です。
ポッケに手を突っ込んだお行儀の悪いポーズでスミマセン |
■ 西院伽藍を出て、拝観コースを進むとお隣に " 聖霊院(しょうりょういん) " が。こちらも国宝で「御朱印」はココでいただけるぞ。
人が少ないと少し入りにくいんだぞ |
■ 次は僧侶の住居だった " 東室 " と " 妻室 "。 さりげなく建っているが、東室は国宝建築物だ。
左が東室、右が妻室 |
■ 馬屋だ、馬屋があるぞ。
■ 馬屋の横に入ると、右手に " 綱封蔵(こうふうぞう) " が。 コレまた国宝だ。
■ 網封蔵のお隣には " 細殿(ほそどの) " と " 食堂(じきどう) "。 食堂は「日本最古の食堂」で、もちろん国宝だ。食堂ってシステムは奈良時代からあったのね。
左の見切れてるのが食堂 |
■ そして更に進むと " 大宝蔵院 " 。
ココは最近出来た伽藍らしく " 百済観音像 " を安置するために造られたそうな。拝顔させていただきましたが、スリムでカッコいい観音様でした。
大宝蔵院の中は博物館の様になっていて、日本史の教科書でもお馴染みの " 夢違観音像 " 、 " 玉虫厨子 " 、" 九面観音 " などなど、博物館も裸足で逃げ出すスーパー級宝物が目白押しだ。
■ 強力過ぎる宝物の数々に胸いっぱいのまま大宝蔵院を出て、次は東院伽藍の " 夢殿(ゆめどの)" へ。
サラっと " 東大門 " を抜け・・・って、コレまた国宝だ。さりげない建築物が国宝。これが法隆寺なのだ。 特に保護されてる様子はなかったけど、大丈夫なのか? 普通にお散歩のワンちゃんも通ってたけど、大丈夫なのか!?
東側から |
■ " 四脚門 " を抜けると、国宝 " 夢殿 " に到着。
八画円堂には秘仏 " 救世観音像(くせかんのん)" が安置されてるのだけど、通常は非公開のため拝顔出来ませんでした・・周囲には重文の " 絵殿 "、" 舎利殿 "、" 礼堂 " がありまする。
右奥が礼堂 |
■ 次はまた西側に戻って、とてもお洒落な " 西室・三経院 " へ。 国宝だ。
■ 最後は西の端にある階段をペタペタと登って・・・
■ 斑鳩(いかるが)の街を一望出来る高台にある八画の円堂 ” 西円堂(さいえんどう)" へ。 やはりこれも国宝で、行基菩薩が建立したそうな。多くの建造物や土木建築などに携わった、現代に繋がる日本の建築技術の始祖だ。
■ ポップなお守りを一ついただいてきました。「夢が叶うお守り」だそうです。
最後の方は閉館時間(冬期は16:30まで)が迫っていたのと、奈良盆地の厳しい寒さに耐え切れなくなったりで早足になっちゃいましたが、今度はもっと時間をかけてゆっくりと拝観したい!あと、法隆寺から1kmくらいの同じ斑鳩の街にある " 法起寺(ほうきじ)" にも参拝してみたい。
■ ちなみに、法隆寺がある " 奈良県生駒郡斑鳩町 " の街並はこんな感じ。
きれいに整備されてるんだけど「世界遺産がある街」って感じが全くしない平凡な住宅街で、「もうちょっと観光推しすればいいのに・・」と思えるほど控え目です。
法隆寺の看板すらあまりない |
おそらく子供の頃に遠足や修学旅行で一度や二度は行ったことあると思いますが、法隆寺は是非もう一度拝観されることをお勧めするぞ。
「世界遺産で国宝や重文が目白押し」っていう価値もあるけど、それよりも質素ながら威風堂々とした佇まいは純粋に美しいし、飛鳥時代の息吹を感じノスタルジックな気分に浸れる素晴らしいお寺なのだ。
じゃ。
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