下手の横好きなんですが「ハーモニカ」が好きです。特に音が。
子供の頃は駅前や商店街とかにやたらとハーモニカを上手に吹くご老人が結構いて、曲はほとんど「軍歌」とか「古い歌謡曲」ばっかだったんだけど、一生懸命演奏を聴いてると「聴いてくれてありがとね」ってお菓子をくれたりしました。 今なら、下手すりゃ通報されたり警察沙汰ですね。平和な時代でした。
ご老人が吹いてたのは、音から考えると多分「複音ハーモニカ」っていうタイプだったと思うんだけど、当時はどんなハーモニカかも知らずに親にねだってました。
スズキの複音ハーモニカ |
TOMBO・メジャーボーイ |
HONOR・マリンバンド(Aキー) |
でもそこはブルースハープ。 他のキーでは吹けないし半音階が出ない。(一部出せるが)
そこで、大人になってから(でもかれこれ10年以上前)買ったのが、コレ。
ホーナー・クロモニカ260 |
トゥーツ・シールマンス や スティービー・ワンダー の使用が有名で、技術さえあれば難解なジャズのソロだって吹ける。
ところがこのハーモニカ、すごく難しい。とてつもなく難しい。
では先述の御大 トゥーツ・シールマンス をの演奏を聴いてみよう。
Eyes Of Love / Quincy Jones & Toots Thielemans
異常に上手いですね。技術だけではなく表現力も素晴らしい。
ジャズ・ビブラフォン界における ゲイリー・バートン 同様、ジャズ・ハーモニカ界において「特異な存在」と言えましょう。人間国宝に指定したいくらいです。
(そういや数年前、とある企画で『Mr. Music』って曲のアレンジをした時も、同じようなことをやって諦めたよなぁ・・・)
きっと数年後にまた同じ事を繰り返すことでしょう。
じゃ。
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