やあ。
他の人はどうか知らんけど、ジャズ(ギター)の教本とか読んでもさっぱり弾けるようになる気がしませんでした。
なんかよく分からん理屈っぽいものがツラツラ書いてあって、ややっこしいスケールが載ってて、サンプルのコード進行の下に解説があって「このコード進行ではこのスケールだ。さぁ、弾いてみよう」って投げやりに書かれてるだけ・・・んなもんで弾けるようになったら苦労せんわ。本売りゃいいってもんやないやろ。
んで、怒りに任せて独自研究した(実際はジョーパスのアプローチに近い…)内容を、最近書くことも無いし、せっかくだから惜しげもなく書いちゃいましょう。文章や説明が苦手なので、実際にギターを抱えて一対一で説明したら理解してもらえる自信はあるんですが。
まず基本は「コードとスケールの関係+アプローチの理解+イディオム」。
★まずはコードスケール。
何はともあれ、ドミナント。
コーダル…ビバップの場合、例えばCメジャーキーのドミナント”G7”へのアプローチの基本は「Gハーモニックマイナー・パーフェクト5thビロウ」スケールや「Gオルタード」スケールが多いけど、このスケールを”G7”のコードポジション(どこでもいい)の近いポジションに展開させてやると、「スケールの各音が”G7”コードポジションに対してどの位置にくるか?どんな機能を持つか?どういう響きを生むか?」が簡単に理解できるわけだ。
そして他のドミナントにアプローチできるスケール(Cマイナー・ペンタトニックとかGリディアン7th等々)でも同じようなコトを調べてみると、あら不思議。結局どのスケールも似たようなモンだってことに気付きます。
そもそも音階なんて、たった12音しかないんだし。
なので私は、ドミナントでは既存のスケールではなく、無理矢理名付けると「コードトーンを意識したGハーモニックマイナー・パーフェクト5hビロウ+オルタード+リディアン7th + Cマイナーペンタっぽい何かスケール」略して「ドミナント用スケール(ポロリもあるよ♡)」ってのを使ってます。
自分で勝手に使い易いスケールを作っちゃえばいいわけだ。
★次にアプローチの理解。
トニック(トニックマイナー)になりうるコードは全て2-5に分割出来ます。てか無理矢理に分割します。
その分割した2-5に対してアプローチ(主にドミナントの処理)をする・・言い換えると「プレイヤーが曲中で勝手に脳内転調を繰り返す」のです。
スタイルにもよるけど、ジャズって概ねこういうもんです。
★最後にイディオム。
”イディオム”とは言い回し=ジャズ特有の音の使い方のことですが、取りあえずいーっぱいコピーすりゃ勝手に身に付きます。多分。
バップを弾きたいなら、まずはチャーリー・パーカーをコピー(テーマだけでも)してりゃ、バップ・イディオムがなんとなく分かるんじゃないでしょうか。
あ、そうそう、近頃はやけに軽く扱われてるけど、ブルースはやっておいた方がいいです。
以上。いかがでしたか?
自分が弾いてるジャズ(ビバップ)ってのは、だいたいこんな感じです。あとはこれの応用。
モードは考え方が全然違うので、また別の機会に。
週末はセッションにでも出掛けて、さっそく仲間に、ライバルに、気になるあの娘に腕前を披露しよう。
じゃ。
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