また楽曲動画を投稿しました。
The Way You Look Tonight / SynthesizerV Mai
[ニコニコ動画]
[YouTube]
珍しくカバー曲です。
これまで歌もの(ボカロ)カバー曲は『A Foggy Day / 巡音ルカ』くらいしかなかったかな。 それにカバー曲といっても先述のものもそうですが ジャズスタンダード曲 と呼ばれる1900年代前半の曲ばっかりです。
不肖Chiquewa も ぱんだっち も元々ジャズ畑出身ですので、楽曲にはどうしてもジャズの要素が入ってしまいがちなので、カバー曲といえばジャズスタンダードになっちゃうんだな。 (そもそもボカロ活動を始めたのもジャズの普及が目的だった)
この曲は1936年(昭和11年)に公開された『Swing Time(有頂天時代)』という「ダンスの神様」と呼ばれマイケル・ジャクソンにも多大な影響を与えた20世紀最高のミュージカルスター、フレッド・アステア 主演の映画の挿入曲で、この曲で1936年のアカデミー賞・最優秀オリジナル歌曲賞を受賞しています。
ジャズスタンダードという一連の楽曲群は フレッド・アステア 主演の映画の音楽を集めたものなんじゃないか?というくらい、この人の映画の音楽がジャズではよく演奏されます。
![]() |
フレッド・アステア |
今回のシンガーは巡音…ではなく、"SynthesizerV Mai" 。
我がSasakama Studioでは、このデータベースのパラメーターを極端に弄った通称 "ブラックまいちゃん" として割と重用してまして、割と前からテストを繰り返していました。 試行錯誤を繰り返し、あらゆる手法でデータを生成し続け幾年月…遂に一つの完成形を迎えたのがこの楽曲。
ジャズスタンダードを歌うのはボーカリストの実力が問われるので、特に実力派シンガーは一昔前までこぞってやってました。 最近だと レディガガ とか。 日本でも1990年代くらいに 坂本冬美 や 桑田佳祐、椎名林檎 とかがスタンダードを歌ってた気がします。
なので、ブラックまいちゃん の実力をご披露するのにジャズスタンダードがぴったりだったわけだ。
個人的には予想以上の出来で、これなら立派にオリジナル曲を歌わせることができるなぁ…と感慨に耽っていました。 いずれはこの ブラックまいちゃん が歌うオリジナル曲も発表する予定ですので、ご期待くださいませ。
そういや偉そうにジャズジャズ言いつつ、思い切りR&B、ブラックコンテンポラリー風にアレンジしちゃってますね。 次のテストではめっちゃジャズにします。
ちなみにこの曲は今年発表予定の初のインストアルバムにも収録予定なので、そちらもご期待くださいませ。
では。
0 件のコメント:
コメントを投稿