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2018年8月31日金曜日

マジカルミライ2018②

前回(「パート1:企画展編」)の続き。


※今回は写真をあまり使えないので、主に文章のみです
予めご了承くださいませ

そう。生まれて初めて経験する、ボーカロイドのコンサートってヤツです。

当日まで行く予定はなかったんですが、ひょんなことからチケットをお譲りいただけることになって、ぱんだっちと二人で見学することになりました。


これまでも色々噂は耳にしてましたが、ずっと「ミクちゃんのコスプレをした人(声優さん?)が歌に合わせて踊ったりしてるんかなー」程度にしか考えてませんでした(失礼)

しかしながら、実際は凄いことになってたんですね・・・マジで驚愕した。

多分皆さんは不肖Chiquewaと違ってコンサートの映像とか見られたことがあると思うので、敢えて写真とか貼りませんが(そもそも撮影禁止でした)、あれどうなってんでしょうか? ホログラム映像みたいな感じ?
動きなんかまんま人間だし、モーションキャプチャとか3DCGとかの技術を駆使して作るんでしょうか?


そして一番驚いたのが、よく訓練されたお客さん達。

両手にLEDサイリウム(?)を持って、歌ってるボカロに合わせてLEDの色を変え、ブレイクとかキメとか完璧に合わせるのな。
サッカーのゴール裏も真っ青な、曲に合わせた完璧な動き・・最後尾で見てたんだけど、それはまるで七色に輝く草原みたいで壮観でした。

プログラムされた歌とホログラムの映像に歓声を上げ、歓喜し、感動で涙する・・全てがあまりに「未来」過ぎて、おじさんただ腕を組んで呆然と立ちすくむばかり。。


でもこれって、もしかして自分が何年もかけてずーっと追いかけて来たものなんじゃないか?…なんて思ったり。

楽器だろうが歌だろうが、プログラムするのは人間で、そこには必ず表情や感情が込められるものだと思ってます。
だから世間一般で言われるように「打ち込み=機械的/無機質」とは一概に言えないんじゃないかなー…と思ってるわけです。
ボカロを打ち込む時は「ここでしゃくりを入れて〜」とか「ここから盛り上げて〜」とか考えながら打ち込むわけで、その時点でもう「無機質」とは言えないんじゃないか?と。楽器の打ち込みも同じ。

だから、打ち込み音楽を聴いて感動したり、CG映像に向かって歓喜するなんておかしくもなんともないし、むしろそれはもう当たり前のことなんですよね。
そもそも何年も前から、CGだけで作られたディ◯ニーの映画とか観て皆が感動してるんだし。

確かにまだこういう「バーチャルなキャラクターによるコンサート」は市民権は得られてないかも知れないけど、近い将来当たり前になってくるのかも知れませんね。ワクワクしてきます。


あ、そういや一つ感動したことが。

自分が居た場所の少し前に一組の母娘がいたんですが、ボカロのコンサートは初めてらしく、皆が持ってる可変色LEDサイリウムをお持ちじゃなかったんです。で、娘さんは色の変わらない緑色のサイリウムを振ってました。

ところが歌うボカロが変わった途端辺り一面がピンク色に・・・娘さんはせっかく持ってきたサイリウムを振れなくなってしまいました。

「あらー、、可哀想に」…と思っていたのも束の間、その母娘の隣にいたボカロ法被を着た青年が二本持っていたLEDサイリウムの一本を娘さんに手渡したんです。それで無事にその娘も一緒にLEDサイリウムを振ることができました。

なかなか粋なことするじゃねえか、、なぁ。
おじさん、思わず後方から拍手しそうになっちゃったぜ。



というわけで、最後③に続く・・「パート3:頂き物編

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