今週のピアプロ補完計画は、引き続き最新アルバム『Sentimentalizer』より『Still Of The Night』です。
こういうスタイルは、厳密には違うのかも知れませんが『フィリーソウル』と呼ばれる類のダンスミュージックです。
これまでも、例えばアルバム『Odyssey』収録の『音速グルーヴァー』とかも同じスタイル、かな…?
piapro(ピアプロ)|オンガク「音速Groover」
4つ打ち(じゃなくても、4分のノリを強調した)のドラムスに、シンコペートされたベースにファンキーなギターパターン、それから忘れちゃいけないのがやたらと表にしゃしゃり出てくるストリングス主体の豪華なオーケストレーション。
こういうスタイルのソウルミュージックで、まず思い出すのはコレでしょう
Le Freak - Chic (1978)
後にマドンナの『Like A Virgin』を手掛けることで一躍スーパープロデューサーの仲間入りをするナイル・ロジャース率いるChicの大ヒット曲。
このギターリフを練習して、ギタリストはみなソウル〜ファンクギターを学んでいったのじゃ。
それから、日本で有名って言えば…
Trammps Disco Theme - Trammps (1975)
コレでしょう。
これは音楽というよりも、テーマとして有名なのかも知れませんが。。
…と、ここまで書いて、そういや『音速グルーヴァー』の時も同じような内容の文を書いたなー…と思い出しましたので、大好きな『ソウルトレインのテーマ』は敢えて割愛させていただきましょう。
さて、この『Still Of The Night』ってタイトルですが、これがまた古今東西ありふれたタイトルでして、意味は「夜の静寂」って感じでしょうか?
このタイトルで一番有名なのは、やはりコール・ポーター作の『(In The) Still Of The Night』(1937)でしょうかね。
映画『Rosalie』のテーマ曲で、ジャズスタンダードとして現在でも世界中でよく演奏されています。
In The Still Of The Night(1937)
それから、特定の年代で有名なのが、ハードロックバンド”White Snake”のヒット曲『Still Of The Night』(1987)。
オドロオドロしくてヘヴィなギターリフと、叫ぶようなヴォーカル、そして重苦しいミドルビート・・タイトルを上手く表現した名曲です。
Still Of The Night - WhiteSnake (1987)
ま、タイトルが一緒というだけで特に関係のない曲を紹介してしまいましたが、同じようなテーマで書かれた曲でもこんな風に色んなものがあるんですねぇ。
そんな楽曲『Still Of The Night』をぜひ一度聴いてみてくださいませねー!
じゃ。
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