もう9月も半ばです。
今年はコロナで始まりコロナで終・・いえ、今年はまだ4カ月近くあります。
鬼のような暑さも少し衰え、皆さまは季節の変わり目でお身体は大丈夫でしょうか?
不肖Chiquewaは今年も色々駄目です。
夏生まれのくせに年齢を重ねるごとに夏に弱くなりつつあって、しかしこうして日々「死に向かって歩みを進めてる」のかと思うと、それはそれで感慨深いというか、生命の神秘というか、色々考えさせられます。よく分からんけど。
そして、毎年この時期になると「新譜の報告」や「イベントの予告」などで忙しいんですが、今年は先述のコロナの影響で・・いえそれだけじゃないんですが・・新譜も無いし、イベント参加予定もありません。
本当にすみません。
こんなことしてると「これまで応援してくれてた人が一人また一人と去っていくのかなぁ・・」なんて少しだけ寂しい気持ちになります。
2020年は活動開始から11年を迎え、私事で大変だった2017年を除くと初めて「何の作品も作らず、参加もしない年」になってしまいました。
それでもなお『ササカマ會』の面々を中心に、応援してくれる方々が残ってくれていることに感謝しつつ、そんな皆さんの存在を誇りに思わずにはいられない今日この頃です。
本当にありがとうございます。
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さて、こんな非建設的な話だけじゃスペースが勿体ないので、一つ作品のご紹介を。
前々から存在は知っていたものの、結局実際に頒布されているところに立ち会うことがなかったまま絶版となってしまった(らしい)、サークルSWANTONEさんの2012年の作品『さよならサリンジャー』(小説・CD)。
さよならサリンジャー / SWANTONE | KARENT
前にツイキャスで、Kusemonoさん(SWANTONE)ご本人に厚かましくも「『さよならサリンジャー』読んでみたいんすよぉー」なんて言ったら、何とご厚意で小説のPDF版とCDの音源を送ってくれました!
Kusemonoさん、どうもありがとうございました!!(実はCDはだいぶ前にいただいて所有してます)
内容はというと、ちょっぴり甘酸っぱくて切ない青春群像劇・・って言うのかな?語彙がなく上手く言えずで歯痒いんですが、誰もが経験した(かった)青春の一ページというか、そんな感じです。
※ネタとかオチとかしっかりとあるので、バレしないように詳しい内容は一切書かずにおきます。
あくまでも「Xボカロ小説 ○ボカロPが書いた小説」なのでボカロ描写はほんの少ししかありませんが、音楽関係の描写は流石に細かくて、Kusemonoさんと年齢が近いこともあり、ニヤッとさせられました。特にPCでの音楽制作のところとかリハーサルスタジオのところとか、やけにリアル。
それから、個人的キーポイントは「登場人物が魅力的」なこと。
これってどんな小説や漫画などを読んでも感じることで、やはり登場人物がみんな魅力的でないと作品に引き込まれませんよね。この点ではこの作品は本当に魅力的だと思います。
あともちろん、肝心のサントラCDも素晴らしくて、エレクトロ、ダンス、ロック、パンク、歌謡曲、ポエトリーリーディング・・・とバラエティ豊富過ぎる内容。小説と併せて聴くと雰囲気満点で楽しめます。(ちなみにCDは配信されていますので、入手可能です!)
個人的にこの「小説+CD」って組み合わせが、とても気に入りました。メディアミックスとしては派手さに欠ける反面、想像力を掻き立てられて、じっくり楽しむにはもしかしたら映像化より優れてる気がします。
時々挟まるイラストもとても可愛く描かれてて、素敵です!
・・と、こんな素晴らしい作品なんですが、先述の通り残念ながら絶版されてるそうです。もし「読みたい!」って方はKusemonoさんにおねだりしてみてくださいw
いやほんと、マジで映画化して欲しいですね。そして端役で出演させてほs
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というわけで、来月くらいには『I Love Music ++』のご案内が出来ればいいなぁ、と思ってますので、また来月!
じゃ。
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