おおよそ半年ぶりですが、いかがお過ごしでしょうか。
今年も類に漏れず猛烈に暑い夏でしたが、9月中旬を過ぎたにもかかわらず大阪では連日35℃近い熱波に襲われ続けていて、正直体力的に限界に近いです。
これだけの熱エネルギーは一体どこへ行くのか?
秋に発生する台風は、夏の熱エネルギーを風エネルギーに変えて発散しているのではないかって気がします。知らんけど。
てことは「夏が暑ければ暑いほどデカい台風が発生する!?」
まだしばらく続くであろう台風シーズンに備えて、十分準備しておきましょう。
さて、我々 Sasakama Studio ですが、長かった休止期間を経て今は本格的な再起動に向けて準備を進めており、それに合わせてテストを重ねています。
まずはボーカロイドに替わる新しいボーカルシンセサイザーとして話題の "SynthsizerV" 。
前々から散々話してますし、実際に曲もこっそり投稿していますが、男性ボーカルが弱点(個人の感想です)のボーカロイドと違って、現在使用中のDB "AI Ryo" は弱点らしい弱点も見当たらない秀逸な出来です。
早速しれっと数曲作ってみましたが、やっぱいいですね。使い易い。
けどここで「はて、人間にこんなに近いなら、もはや人間でいいのでは?」という疑問も湧いてきました。 ボカロってのは「何だかよく分らんけど、可愛い」という抽象的な良さがあって、これは古のシンセなどに近い「ヘッポコなのに愛せる音」というか。
Synth Vを使用したアルバムは、ある程度曲が集まったら作る予定です。
Midnight Conversation - Chiquewa - Pandacchi
次に新しい自分のサウンド作りに挑戦していました。
Chiquewaのサウンドは、活動を始めた2008年から現在に至るまで一貫して「70年代~80年代の洋楽ポップスやソウル、AORなどを下敷きにしたJ-POP」って感じだったんだけど、流石に時代もだいぶ変わってきたし、ネオソウルやシティポップのブームも落ち着いてきたし、そろそろ新しいサウンドを模索する時が来たのかなぁ…と考えた次第です。
とはいえ、今っぽいのは今っぽい人に任せておけばいいので、「80年代色を濃くして生楽器よりシンセ味が増したサウンド」みたいなのを数曲作ってみてました。
ボーカルはもちろん "巡音ルカ"。 うちのメインシンガーはいつまでも巡音ルカです。
最近はルカ派ボカロPも随分増えてきて、嬉しいような少し寂しいような。。そういや巡音ルカとの付き合いはV2から数えてもう15年にもなるんですね。 早いもんだ。
こちらの曲はそろそろ動画にして投稿しようかと思っていますので、若い人が作った素晴らしいボカロ曲に埋もれて発掘は難しいかもしれませんが、その時はぜひ探して聴いてみてあげてくださいね。
うふふ |
それから、これが本陣なんですが、来年リリースしようかと画策しているインスト・アルバムの曲を作っています。
不肖Chiquewa と長年の相棒 ぱんだっち は元々インスト音楽の人でして、二十歳の頃に初めて一緒にバンドをした時もインスト・フュージョンバンドだったし、その後もバンドをやるのはほぼインストばかりでした。
そして、せっかくこれだけ多くの人に認知してもらったので、ここらで一番得意なインストのアルバムを出してみようということになったわけです。
もちろんボカロはおろか歌ものですらないし、ただでさえこの界隈で知名度が著しく落ちてきている昨今、ここでインスト音楽をやるのはかなりの愚行なのかも知れませんが、今やらなくていつやる。
「作りたい時に作りたいものを作る」が我々の活動開始当初からのスタンスですので。
インスト第一弾はギターフュージョン(J-フュージョン)を意識したアルバムを鋭意製作中ですので、ある程度形になったら何か発表いたします!
でわ。