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2025年1月27日月曜日

The Way You Look Tonight

 また楽曲動画を投稿しました。


The Way You Look Tonight / SynthesizerV Mai

[ニコニコ動画]

[YouTube]

 

珍しくカバー曲です。

 これまで歌もの(ボカロ)カバー曲は『A Foggy Day / 巡音ルカ』くらいしかなかったかな。 それにカバー曲といっても先述のものもそうですが ジャズスタンダード曲 と呼ばれる1900年代前半の曲ばっかりです。

 不肖Chiquewa も ぱんだっち も元々ジャズ畑出身ですので、楽曲にはどうしてもジャズの要素が入ってしまいがちなので、カバー曲といえばジャズスタンダードになっちゃうんだな。 (そもそもボカロ活動を始めたのもジャズの普及が目的だった)


 この曲は1936年(昭和11年)に公開された『Swing Time(有頂天時代)』という「ダンスの神様」と呼ばれマイケル・ジャクソンにも多大な影響を与えた20世紀最高のミュージカルスター、フレッド・アステア 主演の映画の挿入曲で、この曲で1936年のアカデミー賞・最優秀オリジナル歌曲賞を受賞しています。

 ジャズスタンダードという一連の楽曲群は フレッド・アステア 主演の映画の音楽を集めたものなんじゃないか?というくらい、この人の映画の音楽がジャズではよく演奏されます。


フレッド・アステア


 今回のシンガーは巡音…ではなく、"SynthesizerV Mai" 。

 我がSasakama Studioでは、このデータベースのパラメーターを極端に弄った通称 "ブラックまいちゃん" として割と重用してまして、割と前からテストを繰り返していました。 試行錯誤を繰り返し、あらゆる手法でデータを生成し続け幾年月…遂に一つの完成形を迎えたのがこの楽曲。

 ジャズスタンダードを歌うのはボーカリストの実力が問われるので、特に実力派シンガーは一昔前までこぞってやってました。 最近だと レディガガ とか。 日本でも1990年代くらいに 坂本冬美 や 桑田佳祐、椎名林檎 とかがスタンダードを歌ってた気がします。

 なので、ブラックまいちゃん の実力をご披露するのにジャズスタンダードがぴったりだったわけだ。

 個人的には予想以上の出来で、これなら立派にオリジナル曲を歌わせることができるなぁ…と感慨に耽っていました。 いずれはこの ブラックまいちゃん が歌うオリジナル曲も発表する予定ですので、ご期待くださいませ。


    そういや偉そうにジャズジャズ言いつつ、思い切りR&B、ブラックコンテンポラリー風にアレンジしちゃってますね。 次のテストではめっちゃジャズにします。

 ちなみにこの曲は今年発表予定の初のインストアルバムにも収録予定なので、そちらもご期待くださいませ。

では。

2024年9月22日日曜日

活動記(2024年前半)

 おおよそ半年ぶりですが、いかがお過ごしでしょうか。


 今年も類に漏れず猛烈に暑い夏でしたが、9月中旬を過ぎたにもかかわらず大阪では連日35℃近い熱波に襲われ続けていて、正直体力的に限界に近いです。

 これだけの熱エネルギーは一体どこへ行くのか?
 秋に発生する台風は、夏の熱エネルギーを風エネルギーに変えて発散しているのではないかって気がします。知らんけど。

 てことは「夏が暑ければ暑いほどデカい台風が発生する!?」
 まだしばらく続くであろう台風シーズンに備えて、十分準備しておきましょう。


 さて、我々 Sasakama Studio ですが、長かった休止期間を経て今は本格的な再起動に向けて準備を進めており、それに合わせてテストを重ねています。


 まずはボーカロイドに替わる新しいボーカルシンセサイザーとして話題の "SynthsizerV" 。
 前々から散々話してますし、実際に曲もこっそり投稿していますが、男性ボーカルが弱点(個人の感想です)のボーカロイドと違って、現在使用中のDB "AI Ryo" は弱点らしい弱点も見当たらない秀逸な出来です。

 早速しれっと数曲作ってみましたが、やっぱいいですね。使い易い。

 けどここで「はて、人間にこんなに近いなら、もはや人間でいいのでは?」という疑問も湧いてきました。 ボカロってのは「何だかよく分らんけど、可愛い」という抽象的な良さがあって、これは古のシンセなどに近い「ヘッポコなのに愛せる音」というか。

 Synth Vを使用したアルバムは、ある程度曲が集まったら作る予定です。

Midnight Conversation - Chiquewa - Pandacchi


 次に新しい自分のサウンド作りに挑戦していました。

 Chiquewaのサウンドは、活動を始めた2008年から現在に至るまで一貫して「70年代~80年代の洋楽ポップスやソウル、AORなどを下敷きにしたJ-POP」って感じだったんだけど、流石に時代もだいぶ変わってきたし、ネオソウルやシティポップのブームも落ち着いてきたし、そろそろ新しいサウンドを模索する時が来たのかなぁ…と考えた次第です。

 とはいえ、今っぽいのは今っぽい人に任せておけばいいので、「80年代色を濃くして生楽器よりシンセ味が増したサウンド」みたいなのを数曲作ってみてました。

 ボーカルはもちろん "巡音ルカ"。 うちのメインシンガーはいつまでも巡音ルカです。
 最近はルカ派ボカロPも随分増えてきて、嬉しいような少し寂しいような。。そういや巡音ルカとの付き合いはV2から数えてもう15年にもなるんですね。 早いもんだ。

 こちらの曲はそろそろ動画にして投稿しようかと思っていますので、若い人が作った素晴らしいボカロ曲に埋もれて発掘は難しいかもしれませんが、その時はぜひ探して聴いてみてあげてくださいね。

うふふ

 それから、これが本陣なんですが、来年リリースしようかと画策しているインスト・アルバムの曲を作っています。

 不肖Chiquewa と長年の相棒 ぱんだっち は元々インスト音楽の人でして、二十歳の頃に初めて一緒にバンドをした時もインスト・フュージョンバンドだったし、その後もバンドをやるのはほぼインストばかりでした。

 そして、せっかくこれだけ多くの人に認知してもらったので、ここらで一番得意なインストのアルバムを出してみようということになったわけです。

 もちろんボカロはおろか歌ものですらないし、ただでさえこの界隈で知名度が著しく落ちてきている昨今、ここでインスト音楽をやるのはかなりの愚行なのかも知れませんが、今やらなくていつやる。

 「作りたい時に作りたいものを作る」が我々の活動開始当初からのスタンスですので。

 インスト第一弾はギターフュージョン(J-フュージョン)を意識したアルバムを鋭意製作中ですので、ある程度形になったら何か発表いたします!


でわ。

2024年2月28日水曜日

"ボーカロイドストリート8@名古屋" へ参加します

 イベントのある時だけ更新していて、すみません。

 この前とあるかたから「ボカロPの皆さんはブログなどをすぐ消しちゃうので、残してくれるとアーカイブとして助かる」と言われました。 なるほど。 自主製作作品の情報って後々検索が困難だったりしますもんね。

 イベントや作品を発表した時だけでもしっかりと情報を残しておこうと思います。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


今週末3月3日(日)に名古屋で開催される同人即売会『ボーカロイドストリート8@名古屋』へ参加させていただきます。

vocaloidstreet - poster
参加サークルや概要は ホームページ をご覧ください

★ Sasakama Studio のブースは "F8" です ☆

 

当日頒布させていただく予定のCDは

・ミニアルバム『漢唄』(Chiquewa/ぱんだっち新譜)
・アルバム『20082021 Best Tracks Of Chiquewa』(Chiquewa準新譜)
・シングル『MagicEP renewed』(Chiquewa準新譜)
・アルバム『la la la la+』(Chiquewa旧譜)
・アルバム『Rejoicing』(Chiquewa旧譜)
・アルバム『君だけの魔法』(Chiquewa旧譜)
・アルバム『Pandaful World』(ぱんだっち旧譜)
・アルバム『Sentimentalizer』(Chiquewa旧譜)

※『MagicEP renewed』は記念盤につき少数しかございません。すみません。
※『Rejoicing』は現在の在庫で完全完売となります。

ボカスト8・お品書き
お品書きです(クリックで拡大)

■ 前回名古屋を訪れたのが2014年=アルバム『わさび』を発表した時でしたので、それ以降の作品は全て持参したかったのですが、『かんきり』『すだれ』の2枚は既に完売していまして・・・すみません。 しかしそれ以降のものはほぼご用意できました。

前回の名古屋の様子(ボーパラ9)

■ その代わり...と言ってはなんですが、昨年マジカルミライ限定で頒布させてもらった『Chiquewaボカロ活動15周年特別記念セット』を少数ですがご用意させていただきました!

 こちらは ①ベストアルバム『20082021 Best Tracks Of Chiquewa』と ②シングル『MagicEP renewed』、それから ③へちさんの描き下ろしイラストをあしらった特製缶バッジ、の3点セットです。 Chiquewaのボカロ活動15周年を記念したアイテムですので、是非貴方のお手元に。頒布価格は2,000円です。(完全限定品につき売切れの際はご容赦くださいませ)

15周年記念セット
15周年特別記念セット

■ 頒布価格はアルバムが1,000円、シングル/ミニアルバムが500円となっております。 (当日は ぱんだっち秘蔵の500円貯金が炸裂しますが、できれば500円商品には500円でお支払いいただけるととても助かります)

■ お隣の "F7" は新作『漢唄』のイラストを担当していただいた へちさん のブースで、へちさんが描かれた可愛いイラストやグッズなどを頒布しておりますので、併せてよろしくお願いいたします。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 当日は Chiquewa と ぱんだっち の二匹が皆さまのお越しをお待ちしておりますので、お目当てのCDやグッズを手に入れた後は、是非「F8 Sasakama Studio」へ足をお運びくださいませ。 単なる雑談だけでも歓迎! 英語・スペイン語でもOK(多分)!
 皆さまにお会いできるのを心より楽しみにしております。

近鉄特急アーバンライナーで名古屋へいざゆかん!


では。

2024年2月27日火曜日

漢唄(おとこうた)

 もう2月も半ばを過ぎてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 不肖Chiquewaは2月のはじめにインフルエンザにかかってしまい、これが思いの外重症化して2週間くらいダウンしてました。 はじめは熱も高くなくてただの風邪かと思ってたんですが、いつまでも調子が激悪なので病院で検査したらインフルエンザ S型・・・「S型てなんやねん」と思ってましたがこれは恐らく先生の間違いで、実際にはB型。 処方してもらった吸入型の薬を飲めばすぐによくなる(薬剤師さん談)はずだったのに、そこから急激に熱が上がって何故か本格的なインフルエンザの症状に陥り、更に一週間ほど寝込む羽目になりました。

 追記:2月下旬にまた風邪をひきました。 馬鹿は風邪をひかないというのは本当なのですね。 今年は虚弱体質を改善したいと思います。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 


 さて、Chiquewaの復活第一弾は、小手調べに昨年夏頃から使い始めた "SynthV Ryo" をフィーチャーした6曲入りミニアルバムで初のセルフカバー集です。

 昨年発表したベストアルバムに収録できなかった曲の中から、歌詞が男性視点の楽曲を選んでみました。


漢唄ジャケット

『漢唄(おとこうた)』 / Chiquewa - Pandacchi

1. Rejoicing (アルバム『Rejoicing』より)
2. いつだって (アルバム『Rejoicing』より)
3. よろこびのうた (アルバム『Rejoicing』より)
4. チョコレートリバイバル (アルバム『わさび』より)
5. Faraway (アルバム『Sentimentalizer』より)
6. 君のために (アルバム『Sentimentalizer』より)


■ 収録楽曲について ■

 アルバムが偏ってる気もしますが、ベスト盤未収録&男性歌詞となると限られてくるもので、こうなってしまいました。 他にも候補はたくさんありましたが、完成度や他の曲とのバランスを考えるとこんな収録曲になりました。

 今回収録した楽曲は単に過去作のカラオケに歌を乗せ換えただけじゃなく、女性ボーカルである "巡音ルカ" とはキーが変わるためトランスポーズ必須で、そうなると楽器(特にギター)は元のものが使い物になりませんから、全曲ギターは録り直していますし、打ち込みだったベースを生に差し替えたり、他にも歌に合わせてアレンジを一部変更したり、色々しています。
 もちろんミックスとマスタリングも全てやり直しています。

 まぁ、これは単なる自己満足みたいなもんなのですが、ちゃんとした音をお届けするのがササカマスタジオの務めなので、絶対に手は抜けません。

 それから、tr.6の『君のために』だけは完全に新アレンジです。 80年代後期~90年代前期のブラックコンテンポラリーやスムースジャズを意識してみました。
 これからのChiquewa/ぱんだっちのササカマサウンドが向かう方向を示すサウンド…かも知れませんね。


■ ジャケット (1) ■

 今回のカバーアートは、最近色々とお世話になりっぱなしのイラストレーター へちさん にお願いしました。

 SynthV Ryoはボカロとは違いこれといったビジュアルイメージがありません。 しかし人間というのは不思議なものでして、SynthVほどリアルな歌声になると声から顔がある程度イメージ出来たりします。 人間の脳はすごいですね。
 そこで、我々がRyoから感じ取った容姿のイメージをお伝えして、そこへ へちさん の感じたイメージを加えて色々描いてもらって、このイラストが完成しました。

 ちなみに、バックの "波" は我々のイメージ、"牡丹の花" はへちさんのイメージです。 普段は優しくて柔らかいタッチのイラストを描かれる へちさん ですが、実は割とハードなセンスをお持ちだということが分かりました。 覚えておきましょう。

 へちさん、どうもありがとうございました!


■ ジャケット (2) ■

 それから、実は題字もフォントではなく実際に習字で書いてもらっています。

 ご本人の希望でお名前は差し控えさせていただきますが、ぱんだっちの会社の同僚の方で書道がお得意でおられるということでお願いしました。 

ぱんだっちの同僚のSさん、ご協力ありがとうございました!


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 


【告知】

 このミニアルバムは3月3日(日)に名古屋で開催される『ボーカロイドストリート8』で頒布する予定です。

 ササカマスタジオの2匹は10年ぶりの名古屋なので、張り切って前日入りして名古屋観光をしようかと考えています。  既に へちさん が美味しそうなお店をピックアップしてくれていますし、ホテルは名古屋城の近くですし、名古屋を満喫する二日間にしたいと思っています。

中京エリアの方はお誘いあわせの上、是非お越しください! お待ちしております。

ボカスト・ポスター


では。

2024年2月25日日曜日

Midnight Conversation

 約3年ぶりに新曲を投稿しました♫


[NicoNico Douga]

[YouTube]

 ぱんだっち と共作したR&B曲で、ボーカルがこれまでの "巡音ルカ" から "SynthV Ryo" にバトンタッチしました。 もうボーカロイドを使わない…というわけでありませんが、これからしばらく得意の男性ボーカルの曲になると思います。

 "SynthV" はAIが歌い回しを自動で付けてくれるのですが、好みがあるのである程度はマニュアルで調声しています。 その辺りの柔軟性はとても優秀でエディットが楽。 これは作り手からすると本当に助かりますね。

 ここまで「ぽい」R&Bはホントに久しぶりだったので、勘を取り戻すのが大変でした。 時代は変わり流行も変わってしまったので、少し今っぽくしてみましたが、どうでしょう。

 そして初めて "ボカコレ" というイベントに参加してみました。 ボカコレが何のイベントなのかはよく知りませんが、少しでも多くの方の耳に届けばなぁ...と思ってます。


是非聴いてみてください😀