今までどれだけ「買っては売り、売っては買い」を繰り返したんだろう?
最初から今のギターに辿り着いていれば、高級車が買えるくらいの無駄金をドブに捨てなくて済んだことでしょう。南無。
今使ってるエレキギターは主にこの二本
あらやだなんて没個性なラインナップ。安定の定番。
右のストラトなんて5万円くらいのフェンダージャパン、それもブリッジサドル以外ドノーマルだぜ。これまでも何本か同じのを持ってたのに、なぜ一旦売ってまた買って・・を繰り返すのか?
それはずばり「嗜好が変わる」から。
若い頃は特にコロコロと好きな音楽も変わって、その都度楽器を選んじゃうからね。でも、30歳を越えたあたりで嗜好は安定して、それに伴いギターも買い替えなくなった。というか、興味がなくなった。
そういや少し前に
「人は33歳を越えると新しい音楽を聴かなくなる傾向がある」
って、Spotifyかなんかの調査結果が出た、ってどこかで見ました。
「新しい音楽って、なあに?」なんて無粋な疑問はさておき、冒険しなくなったり、ヒットチャートやトップ40を追いかけなくなる傾向があるのは確かかも。
経済的な理由も大きいけど、歴が長くなってくると無駄な物を排除しちゃう傾向があるね。
「これ欲しいなぁ」って思っても「こういう物は大抵無駄に終わるんだよな」と、買うのをやめる。
こういう思考に到達するまでに、我々はどれだけの貴重なお金をドブへ捨ててきたんだろう。
だから、まぁ若い頃(歳食ってもいいけど)は
「欲しくて買えるなら買っちゃえ。気に入らなかったら売っちゃえ」
これを繰り返して人間は成長し、経済は回り、社会は動き、明日も美味しいおまんまにありつけるのだ。
じゃ。
0 件のコメント:
コメントを投稿