数週間前から音楽用PCの調子がすこぶる悪かったのです。
症状は、起動時に「CPU温度警告」や「CPUファン・エラー」が出て止まっちゃったり、作業中に負荷が掛かると不安定になったり・・色々調べたら、恐らく「CPUクーラー」の故障が原因のよう。
というわけで、"CPUクーラー" を取り替えてみました。
本来ならそっくりそのまま同じ物(リテール・クーラー)に交換すりゃいいんだけど、折角だからほんの少しだけ高性能なのに交換。
数あるCPUクーラーから選んだのは、サイズ製の『KATANA 4』ってクーラー。(このメーカーはなぜか和風の名前が多い)
サイズ・KATANA 4 |
ちなみに『KATANA 4』を選んだ理由は、大きさと値段。悲しいくらい現実路線。
個人的には『KATANA 4』の様なサイドフロー(ファンがCPUに垂直に付いてる)よりも、トップフロー(CPUと水平に付いてる)の方がマザーボード上のチップセットやメモリも冷やせて好きなんだけど、時代はサイドフローらしいので、流されやすい性格ゆえこれでいいです。
今回は掃除も兼ねて、一旦PCをバラバラに分解して取り付けます。
↓ これが壊れたと思しき「Intel Corei5 2500K」のリテール(純正)クーラー。
コイツのせいで何度冷や汗をかいたことか。止まってる状態を手で回したこともありました。
今までご苦労さんだったね。
↓ そしてコレが交換する『KATANA 4』。
なんかアメ車っぽい。そういや昔「カタナ」ってバイクがあったねえ。
↓ ファンを外して、CPUにこびり付いたグリスを「無水エタノール」で綺麗に掃除。
↓ ピカピカになったCPUに「グリス」をペトリ。鳥のフンみたいだ。
ちょっと多いような気もするけど、まぁいいや。
↓ 次に、『KATANA 4』をガチャっと取り付ける。
クーラーの取り付けは、それはとてもとても大変でした。
CPUが "LGA1155" なので「ソケットLGA1150/1155/1156兼用ステー」を使うんだけど、取り付けピンの位置が動かせるせいで、取り付けピンが上手く刺さらない。超むずい。
取り付けるのに一苦労しました。汗だくになっちゃったぜ。
↓ 他のパーツを組込んで、完成!
これでも小型の部類らしいけど、けっこうデカい。
ちゃんとPCケースには収まったけど、エアフローが大幅に変わりそう。
位置的にハードディスクの熱がモロにCPUファンから吸い込んじゃう気がするから、HDDの前に付いてるフロントファンは外した方がええんかな?
でもそうすっと、3台も付いてるハードディスクの熱が籠っちゃうし、サイドフローにしたのでメモリやチップセットの熱も心配だなぁ。う〜ん。
↓ CPU温度比較。リテールファン(画像=左)と、KATANA 4(画像=右)。
※ 回転数は上から「フロントファン上」「CPUファン」「リアファン」「フロントファン下」
※ 温度は上から「CORE#0」「CORE#1」「CORE#2」「CORE#3」「PACKAGE」。
正直、ほとんど変わらん。
2〜3℃くらい下がった気がするけど、前の状態はグリスがカピカピに乾燥してた悪条件なので、もしかしたらリテール・クーラーの方が良く冷えてるのでは??・・やっぱモロにHDDの熱が流れちゃってるのが問題なんかな?
でも、CPUファンの回転数は下がったので、だいぶ静かになりました。静音に重きを置いたクーラーなのかな? 音楽用PCなのでこれは有り難い。
取り敢えずPCもマトモに動作してるし、しばらくは様子を見てみるとするか。
じゃ。
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