日が少しずつ長くなり、三寒四温で暖かくなってきて、もうすぐ春ですね。
春で思い出すことは、寂しさ・不安と希望が入り交じった切ないことが多いけど、別れがあれば出会いがある。
そんな刹那な季節が大好きなのです。
不肖Chiquewaの作品は春をテーマにしたものが多いのも、そのせい。
例えば、
[ニコニコ動画]
これなんてドストレートな春の歌。
何度かご紹介してますが、「咲くやこの花」ってのは、ご存知の通り『古今和歌集』に収録されている王仁(わに)作の和歌で…
なにわづに さくやこのはな ふゆごもり いまははるべと さくやこのはな
という『難波津の歌(なにわづのうた)』から引用してます。意味は…
難波津に花が咲いたよ冬は去り、春が来たよと花が咲く
みたいな感じですかね。
競技カルタの序歌として詠まれる有名な和歌で、「咲くやこの花」って言葉は不肖Chiquewaが住む大阪ではあちこちで使われる馴染み深いフレーズだったりします。
ちなみに、歌詞の具体的なテーマは「閉鎖することになった工場の最後のお花見」。切ないしょ。。
それから、
[ニコニコ動画]
これもそう。モロに春をイメージする言葉も出てくるし。
「二人乗りの自転車」とか、こういう青春の一ページはやっぱり春でしょ!みたいな感じです。
ちなみに自転車の二人乗りは道路交通法違反で、一部条件を除いて3年間に2度の摘発を受けると安全講習の受講義務が発生するそうです。
ダイレクトに春を表現したものじゃなくても、春をイメージしてたるする曲も多くて、例えば
[PIAPRO]
恋 feat.初音ミク ( http://piapro.jp/t/kFWD )
※ピアプロでブログパーツの単曲プレイヤーが無くなっちゃいました。上記URLから飛んでね。
クリプトンさん、ピアプロにしかアップロードしてない曲が多いので、とーっても困ります!!
海外用のタイトルが『First Love』=「初恋」の歌で、初恋ってと別に季節は問わないはずなのに、春をイメージしてしまう。。春に出逢いが多いからかしらん。
更にもっと間接的にイメージしてるのだと、
[ニコニコ動画]
これなんて歌詞に春関連の言葉は出てこないどころか、タイトルが『マロン』なので「秋じゃねえの?」と思われそうですが、サウンドメイクが春…というか、ピンクな感じ。
アレンジする時って、音を色でイメージするんですよね。
「今回のアレンジは薄いピンク色」とか「青色をベースにして、この部分は赤を差し色にして」とか。
こうすると感覚として纏めやすいから、です。
あと、最近の曲だと、
[ニコニコ動画]
これも『マロン』と同じ原理。
サウンドメイク自体は「春色」って感じだけど、時期的にはもうちょっと遅い五月くらいなので、差し色に青を少し入れてますね。
イメージを五月にしたのは、ブリッジのコード進行が群青色っぽかったので。
いかがでしたでしょうか?
「このオヤジは一体何を言ってんだ…??」
なんて思わないでね。
感覚なんてものはパーソナルなもので、自分にしか分からなかったりするんです。
ちょっと脱線しましたが、不肖Chiquewaの春の曲、まだの方は是非聴いてみてくださし!
じゃ。
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