暑い日が続きますか、みなさまお変わりありませんか。
2022年夏からコツコツと作業を続けていたChiquewa最初で最後のベスト盤がやっと完成し、皆さまにご紹介できる時が来たことを喜ばしく感じています。
それでは早速ご紹介しましょう。
20082021 Best Tracks of Chiquewa
■ 各アルバムから1~2曲ずつ選曲(ほぼ自選)■
2008年から2021年までに発表した "オリジナルアルバム"、"コラボアルバム"、"EP(シングル)" から選曲しました。選曲の基準は「アルバム・EPに収録した曲」だけで、色んなジャンル・スタイルの曲を万遍なく選んでみました。 (※ tr.6『Blue Bird』のみ、2022年のお正月に開催した「第一回ササカマ杯・大桃鉄大会」優勝の副賞として ひえたろうさん による選曲です)
初期のアルバムからは2曲ずつですが、これは最近初期の活動をご存じない方が増えてる気がしたので、紹介の意味も込めて多めにしてみました。
■(ほぼ)完全リメイク ■
15年前のファイルがそのまま開けないのが、機能の多くを "プラグイン" に依存するPCベースの音楽制作の運命。 そこで今回は、古いバックアップドライブからファイルを探し出して強引にこじ開け、ほとんどの音源やエフェクトを最新の物に入れ替えて調整しました。
曲によっては(細かい部分ですが)アレンジまで修正しています。
ボーカロイドは元のデータを参考にほぼ作り直しています。
歌声ライブラリも全て "V4X"
で作り直していますので、ボーカルはほぼ別物になっています。
(元々V4Xだったものも大幅に修正しています)
■ 完全再ミックス・リマスター ■
不肖Chiquewaは「ミックス・マスタリングが苦手」という弱点があって、これまでのアルバムもベストは尽くしたものの完全に満足するサウンドではありませんでした。ゴメンナサイ。
ところがある夜、十字路を散歩していたらウィリーと名乗る怪しげな老人と出くわし、突然、新しい機材を導入したわけでもないのにミックス・マスタリングが飛躍的に上達したので、とても満足できるサウンドに仕上げることができました。
それから、最近の風潮に合わせて "音圧" もかなり下げさせてもらいました。
"高音圧" はEDM等の音楽ならまだいいんですが、生楽器中心の音楽だとダイナミクス(強弱)が大幅に損なわれてしまいます。
今回は音圧を大幅に下げることで、特に生楽器などがナチュラルなサウンドに仕上がったと思います。 ※このアルバムの後に他のCDを再生する際は、くれぐれもプレイヤーの音量にご注意くださいませ。
■ "FunKID"さん描き下ろしカバーイラスト ■
今回のカバーイラストは、人気のイラストレーターの "FunKID" さんにお願いしました。
はじめは自分で描こうなんて無謀なことを考えていましたが、チャレンジしたものの予想通り上手く描けずSNSで悶々としていたところ、FunKIDさんが「描きましょうか?」と声をかけてくださったことで実現しました。 本当にありがとうございました!
イラストのイメージは、活動15周年に合わせて「15年後の初音ミクと巡音ルカ」を描いていただきました。
2008年に16歳で我が家へやって来たミクちゃんは31才、2009年に20歳だったルカ様は34歳・・・髪も短くなって、ミクちゃんはツインテールもやめて、すっかり大人の女性という感じですね。ハレルヤ
■ プレスCD ■
これまで長年かたくなに "手焼きCD-R" を貫いてきましたが、劣り続ける体力に抗えず、遂にCDをプレスしました。 「満足できるCD-Rディスクが手に入りにくくなってきた」という理由もあります。
せっかくなので、CD盤面は "80年代~90年代前半頃の輸入盤CD" っぽい盤面にしてみました。 同じ価格でフルカラーの美麗なディスクも作れるのに...謎のこだわりですね。
これでこれまでのように「PC等への取り込み必須」ではなく、安心してCDからご再生いただけます。
■ 歌詞カード付き ■
さらに今回は、Chiquewa史上初の "歌詞カード" を付けました。
今時のCDはほとんどブックレットタイプだと思いますが、90年代くらいまでは一般的だった
"四つ折りタイプ"という、これまた謎のこだわりを発揮。
そしてこれは単なる歌詞カードだけではなく、2008年から2021年までに発表した9枚(+1)のオリジナルアルバムのディスコグラフィも載ってます。
過去を振り返らない男・Chiquewaですので、制作時の詳細なデータはほとんど残っていなくて調べるのに苦労しましたが、なんとか形にはなりました。(既に誤記を発見してます)
わりとガッツリと紹介させていただきましたが、これまでのアルバムを聴いていただいてた方にも、Chiquewaの曲を聴いたことないという方にも、自信を持ってお勧めできる内容になっております。
各楽曲の説明など更に詳細な情報は アルバム特設サイト を公開しましたので、そちらをご覧くださいませ。
次回はもう一つの新譜『Magic renewed』をご紹介します。
でわ。
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