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ひと言

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2019年4月11日木曜日

吠える小休止

今週はちょっと休憩


前回の「ピアプロ補完計画(11)『陶酔』」で、計画はほぼ半分終わりました。

このままじゃ夏までも保たなそうなので、ちょっと小休止。


こうして改めて自分の作った曲を聴いてみると、やっぱり一番血気盛んだった20代=1990年代風の音楽が多いですね。
よく「十代半ばから二十代半ばに聴いた音楽がその人の音楽的嗜好を決定付ける」なんて言われてるらしいですが、不肖Chiquewaもまぁその通りなんじゃないかなー…などと思ってます。

音楽スタイルは趣味趣向の問題ですのでいいとして、内容に関してはどの曲も自信を持ってお聴かせできるレベルだと自負しております。コンピューターベースの音楽制作(DTM)をはじめて20年以上経ちますし、作曲やアレンジの仕事などを始めてからも20年くらい・・これで下手ならとっくに足洗ってるわな。

ただね、音楽のスタイルが変化するに従って感じるのが、「より手軽で知識も技術も要らない音楽」が人気(*)になっていってる気がしてます。
*リスナー視点というより、制作者…否、売る側視点で、です。

90年代にそれまでとは全く異質な制作手法を用いる”DJ”が台頭してきて、音楽制作の世界は一変しました。
過去の偉大な音楽家達が作った「音のパーツ」を組み合わせて新しい音楽を作り出す・・・音楽が飽和状態になりつつあったその時代にDJ的な手法は新鮮味があったし、生まれるべくして生まれてきたと感じました。(DJ自体は80年代以前からいましたが)

不肖Chiquewaもサンプラーやリズムボックスを手に入れ、『Recycle!』や『Hyperprism』『Acid』などのソフトウェアを使ってDJ的な手法で音楽を作ってた時期もありました。

でも、何かが違う。物足りない。

「ギタリスト出身でバンド上がりだから」だけじゃなくて、音楽家として学んできた事を全て捨てるような音楽制作は性に合いませんでした。
別に「せっかく学んだのに勿体ないし…」なんて理由じゃなく、興味があったからこそ学んだわけで、表面的な新しさに目を奪われて本質を見失うのは本末転倒なんじゃないか?と思ったわけです。

・・とまぁ、こういう過程を経て現在のChiquewaに至るわけですが、これまでの音楽を改めて聴き返してみて、自分の選んだ選択は間違いじゃなかった、と実感しています。

今年は(多分)全曲ジャズオーケストラという、個人的エポックメイキングなアルバムを制作してます。
今年始めに発表したEP『北山ムーンライト』然り、この前ピアプロに投稿した『君だけの魔法』然り、広い意味でのポピュラー音楽の本質を追求した、ガチな音楽アルバムになると思います。

このままうまくいけば、夏の『マジ◯ルミ◯イ』あたりで頒布できそうだし(参加させて貰えればですが)、秋のボーマスまでには必ず間に合わせますので、超ご期待くださいませ!


それでは、『ピアプロ補完計画』後半戦へ続く〜


じゃ。

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