今回のピアプロ補完計画(13)は、アルバム『すだれ』収録の『まぼろし』です。
すだれ / Chiquewa | KARENT
この曲、実はとーーっても古い曲でして、最初に作ったのは90年代中頃なので20年以上も前。まだ二十歳そこそこの頃にやっていたバンドの曲として作りましたが、曲を発表することもなく解散・・。
そしてその数年後、2003年頃に当時やっていたバンドの曲としてやっと陽の目を見る…と思ってたら、またもや音楽性の違い(笑)で解散。いっぱいあったオリジナル曲も全てお蔵入りという憂き目に。
それから更に十数年後の2016年に、ボカロ曲として華麗に復活した、という曲。
この曲とは実に長い付き合いなのです。
イントロのギターのパターンが最初に浮かんでそこから肉付けしていったという、今ではほぼ使っていない手法で作った「リフ曲です」。
曲調は90年代半ば〜後半のコム◯ファミリー全盛期の中、暗躍していた渋谷系の残党…オリジナル・ラブとか、そういう感じっぽいですかね。
オリジナルラブ(田島貴男) |
アレンジは当時のと然程変わっていませんが、シュガーベイブやティンパンアレイ、松任谷由実、それから最近では富田ラボとかキリンジとか、ああいう70年代っぽさ…古き良きニューミュージックやシティポップみたいな雰囲気もありますかね。
洋楽のソウル/R&Bというよりは、弦や管も豪勢なクロスオーヴァー的な邦楽というか。
シュガーベイブ |
2つめのバンド時代は全く別の歌詞が乗ってました。確かボーカルの子が書いたんじゃなかったかな?
今の歌詞は、一番最初に作った時に薄ら付けていた仮の歌詞を基にしたものです。
内容は、まぁ説明するまでもない感じですね。
いつまでも昔の恋人を忘れられない、みたいな歌詞です。
こういう内容は、ホントは女性よりも男性的らしいですね。
男性は別名保存、女性は上書き保存、みたいな。
と、こんな感じの楽曲『まぼろし』を、是非聴いてみてくださいましー!
じゃ。
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